沖縄はおせち料理の習慣がない?

沖縄県外の方によく聞かれる、

 

「沖縄の方はおせち料理作りますか?」

 

近年では作る家庭もあるようですが、

基本的にはおせち料理の習慣はありません。

 

お正月に作るのは、沖縄伝統料理の行事料理部門、

クーブイリチーやジューシー、中身の吸い物など。

(写真は行事料理のクーブイリチー、おこわ、如意素麺)

 

気候が冬の季節でも暖かいため、

おせち料理の保存が、本土に比べて難しいからかもしれません。

 

行事料理と言えば「重箱料理」がありますが、重箱料理は、

主に、晴明祭(シーミー)やお盆、法事の際に作り、

お供えを意味する料理になります。

 

お重に詰めることから、おせち料理と同じですか?

 

と質問を受けますが、違う意味のものになります。

 

お祝い用の重箱料理では、結び昆布に重箱中央にある赤カマボコ、

法事用の重箱料理であれば、結び昆布ではなく、ケーシ昆布(変わった細工をした昆布)

カマボコは白カマボコになるなど、意味深い伝統料理になります。

 

日本であっても、

本土と全く異なる文化をもった沖縄の食文化、

しっかり語り継いで行きたい。

 

2025年1月11日から、

ラボレッスン、スタートいたします。

 

引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします♪